『アルファベータ vs. ラムダ』OGRE YOU ASSHOLE

2008年にリリースされたOgre You Asshole(オウガ・ユー・アスホール)の2ndアルバム。音はまんまUSインディ。手癖が抜けないのか、一枚通してバラエティに富んだ、という印象は無い。

しかしながら、要所要所にキラりと光るものがあって良い。特にM-3“バックシート”とM-5“サカサマ”が秀逸。最近だとCLAP YOUR HANDS SAY YEAHの1stっぽい感じもあり。M-3は二本のギターの絡みと、エモいのが素敵。M-5は1:27地点のエクスタシーな感じがたまらん。

基本的には二本の単音弾きギターがリバーブやらディストーションやらを使いながら全体の流れを作り、ベースがそれらの間を適度に補完。底辺では軽めでルーズな音色のドラムがバランスをとる、という形。

全体的にモッタリと抑制的に鳴らされているものの、要所では感情を剥き出しにされているあたりの強弱がとても良い。そして、そういった部分というのは、実は本家USインディに結構欠けている部分だったりもするわけで。USインディを下敷きに、日本の激情的な部分を上乗せしたという意味でも非常に面白いバンドだと思った。


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『アルファベータ vs. ラムダ』OGRE YOU ASSHOLE
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