踊ってばかりの国 -2017/4/1- @Club Quattro

《踊ってばかりの国 春のワンマンツアー》
2017/4/1 @Club Quattro

デビュー当初のオリジナルメンバー最後の一人だった、ギター林が抜けてから、はじめて見る踊ってばかりの国のライブ。

新メンバー、丸山康太と大久保仁が加入して、どう彼らが変わったのか、ということを確かめる、半ば怖いもの見たさにも近しい感覚で足を運んだわけですが。

結論としては、やっぱり弱かった!!明らかに林宏敏の、荒々しくルーズながらも、ロックンロール然、ギタリスト然とした音とは違う、どちらかと言うと主張しすぎないギターに落ち着いてしまった、という感想だ。それが悪いというわけではなく、明らかに以前までの踊ってばかりの国とは違う肉質のバンドになったことは間違いない、というだけである。

ルックスで言ってしまえば、林とほぼ同等の存在感、こと大久保仁においては若干二十歳の若さで、ベビーフェイス。人気を博すこと間違い無しなわけで。まぁ、ルックスはさて置きつつも、技量で言えば二人とも全く問題無いレベルだったのは事実。ライブも全体としては悪くなかった。

新ギタリストの二人が、どちらかと言うと、輪郭がおぼろな音を出すタイプのため、全体像がよりサイケデリック色を強めた感がある。その分やはり勢いは若干失速気味。“ほんとごめんね”で鳴きまくるチョーキングギターはもう聞こえてこないし、“東京”も全体をリードしていたのは下津だったように感じる。

MCで「今年はアルバムを作りたい」と下津が言っていたわけでが、やはり名曲“Boy”に関しては、林のギターを入れて欲しかった。林がいる時にレコーディングしていてほしかったと思ってしまう。下津が紛うことなき天才であると同時に、林宏敏もまた対をなせるだけの天才だったと思う。

会場限定で売っていた『五月の花』に収録の“シャクナゲ”、“Water”、そしてThe Velvet Undergroundに捧げられた“ジョン・ケイル”の三曲もライブでは良い味出してたし、早くアルバム出せや!!ただし、もうちょい良い音のスタジオで!!

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