踊ってばかりの国/GEZAN -2015/7/10- @代官山UNIT

《彩色 VOL.1》
2015/7/10 act:GEZAN, 踊ってばかりの国 @代官山UNIT

GEZANと踊ってばかりの国のスプリットライブ。どっちも良かった。お客さんがことごとくオシャレ or アナーキー感を醸し出してて、バンドの色が凄い出るなぁ、という感じ。UNITは場所的にも良いし、ちゃんとした酒が飲めるから良いよね。ほんと。

 

《GEZAN》

YouTubeで観たくらいで音源も持ってないわけだけど、かっこいい!!初っ端からグッと持ってかれましたわ。爆音高速で叫び紡ぐメロディと言葉のかっこ良さ。今日日こういったバンドは流行らないのだろうけど、メリハリの付いた演奏は攻撃的かつキャッチーでもあり、もっと広く知られても良いのではないか、と思うバンドだった。

“瘡蓋と爆撃機”なんぞ、サウンドもスタンスも切れてて凄く良い。もっと頭イッちゃってるバンドなのかと想像してたけど、MCとかは意外とまともな、純粋に音楽にかけてる人たちだということがよく分かる。

踊ってばかりの国との出会いの話、「東京出てきて初めてのライブで大失敗して凹んで、楽屋で2時間くらい項垂れてたところに、下津という男が声かけてきて、突然俺のドキュメントにズカズカ入り込んできて、家に泊めたりスプリットアルバム作ったりしたんだけどいつの間にか去っていって、今日久しぶりに会って」云々という話がなかなか印象的。(下津という男の人柄含め。)そしてその流れから“Golden Time Is Yours”という楽曲へと入り、歌われる歌詞とメロディがとてもとても良かった。音源欲しいのだが、ウェブ上からは買える口が見当たらなかった・・・。

良くも悪くもドラムがバンド全体の勢いを先導しているのと同時に、ほんの少し違和感を作ってしまっているという印象もあった。特にバスドラのリズムがちょっとダサいというか、多いというか、そこにもう少し変化があるとおそらく圧倒的に全体感がまとまって、よりかっこいいサウンドになる気がした。手の方は良いんだけど。

とにかく終始かっこよかった。ただがなり立てるだけのウルサイバンドではなく、しっかりと作りこまれたサウンド、練りこまれた思いを感じるライブでした。

 

《踊ってばかりの国》

“僕はラジオ”から始まった本日のセットリスト。いつもよりゆったりとしたペースで、まるで遊んでいるかのようなアレンジ。特にギターの自由な振る舞いは、珍しく一部固まっていない即興性も感じさせる緩さがあり、しかししっかりと彼らの音楽性を体現するようなロックンロールミュージックが奏でられる。“バケツの中でも”〜“悪魔の子供”と、初期楽曲が続き、自身のディスコグラフィーを辿るかのように楽しみ、懐かしむかのように演奏される。おそらく、自身のディスコグラフィーをなぞった曲順も意図的だったのだろう。自主企画ゆえにできることをやってみた、という感じか。先日のワンマンツアーと比べると、若干力を抜いて音を楽しむかのようなライブは、とても心地良く、楽しいものだった。

相変わらずの名曲“言葉も出ない”からは、いつもの彼ららしい強固さを感じさせる音になり、“世界が見たい”、“話はない”と続く。“サイケデリアレディ”などは、少し気の抜けた感じがいつもより楽曲の良さを引き出していてとても良かった。“君を思う”はさて置き、“唄の命”は相変わらず名曲過ぎて、毎度グッとくるものがある。

そして今回のライブの最大の収穫は、新曲がスゲーかっこ良かった、ということですよ、ホント。これまでのサウンドとは異なり、しかし彼ららしさを強く感じさせるダブっぽいサウンドで、次作にも物凄い期待を抱かずにいられなくなる。

とりあえず、10月のワンマン@東京キネマ倶楽部が楽しみすぎる。

 

【踊ってばかりの国:セットリスト】

  1. 僕はラジオ
  2. バケツの中でも
  3. 悪魔の子供
  4. 言葉も出ない
  5. 世界が見たい
  6. 話はない
  7. サイケデリアレディ
  8. 君を思う
  9. 唄の命
  10. 新曲
    –encole–
  11. それで幸せ

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