lostage / Drama <レビュー>

日本のギターバンドの良心。なんてつもりは、彼ら自身、毛頭無いだろうけれど。四人組、ギター二本のバンドのかっこよさをしっかりと提示してくれる最高のバンドであることは間違いない。

ポストパンク、ハードコア、ポストハードコア、へヴィロック、サイケデリックエモを通過したロック!全ての音が有機的に絡んだ重厚かつタイトなバンドアンサンブル。それでいて、メロディが意外にキャッチーなのも良し!!

ど真ん中直球勝負の潔さと、陳腐さを回避する圧巻のバランス感覚が素晴らしすぎるM-2“こどもたち”を筆頭に、めちゃくちゃかっこいいサウンドを展開する、lostageの2ndアルバム兼メジャーデビュー作。

最高ですね!!!!

ベースリフを軸にギターが巻き付くサイケデリックロックM-1“RED”。轟音系ポストロックなM-3“ガラスに映る”。
緩急の付いたアレンジが抜群にかっこいいM-5“ZEN”は作中屈指の名曲!!かっこいい時期のハードロック~メタルの要素をしっかり吸収したM-7“公園は裏の黒い蝉”。グランジ以降のUSオルタナのメランコリーを表するようなM-8“魚はオイルの中”。
攻撃的なギターリフで全ての切り裂くようなM-10“壁”。ラストのM-12“海の果実”は、美しいメロディと感傷的な流れから生まれるカタルシスが素晴らしすぎて涙。

PIXIESやSONIC YOUTHなどのグランジ以前の轟音サイケデリアや、90年代後半のポストロックの面影を見せつつ、NYシーンから登場したと言われても信用できそうな先鋭性を持つ最高のロックミュージック!!

昨今のロッキンオンジャパン系似非ロックバンドは彼らのサウンドを聴いて勉強しなさい。ギターっていうのはこうやって使うんだよ。

Summary
Review Date
Reviewed Item
『DRAMA』lostage
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5

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