Grapevine -2015/6/6- @豊洲PIT

【Grapevine Tour 2015】
2015/6/6 @豊洲PIT

彼らの楽曲を初めて聴いた時から15年。もしかするとワンマンで観るのは初めてかもしれない。最新作『Burning tree』のリリースツアー最終日の本公演。新譜の楽曲を中心に構成されたセットリストで、アンコール含めてたっぷり二時間半のライブでした。

感想を一言で申し上げると、まぁまぁ良かった。図抜けて良かったとは言い難くも、やはりGrapevineらしい、70年代のロックンロールバンドをルーツにしたバンド然とした叩き上げられ方をしている。

“IPA”からゆったりと始まる本公演。“Empty song”で一気に加速を始め、“Tinydogs”のギターの唸りとと田中和将の伸びのある声に魅了される。

“アルファビル”や“MAWATA”あたりから、徐々にテンポを落としつつ、それらの心地良い楽曲が続き、個人的に若干間延びした感覚に襲われる感もあったものの、しかし演奏は心地良く。彼らの演奏は四拍子の楽曲でもなぜか三拍子のようなリズムに感じられ、不思議な心地であった。

青緑色のストラトキャスター、テレキャス、白赤斑のジャズマスターにアコースティックギターと、楽曲によって持ち替えられる田中のリズムギターと、ロックンロールバンド然とした西川のギターサウンド。安定感のあるリズム隊に、折を見ては存在感を表すキーボード。バンドとしてのバランス感が良く、しかし経年による勢いの衰えや小振り化というものも感じさせない姿には、

終盤、田中和将がジャズマスターに持ち替えた“KOL”以降の流れは特に良かった。『Burning tree』 の楽曲全般、というか『TWANGS』以降の楽曲全般だが、ライブの方が断然良い。

あんまり古い曲やらないんだな、と若干残念な気持ちもあったが、アンコールで“羽根”と“アンチ・ハレルヤ”をやってくれたので、まぁ良し。ただ、今のスキルで“羽根”をやると、逆にちゃっちく聴こえてしまったのは、彼らの着実なレベルアップを感じさせると同時に、アレンジのアップデートがなされてないことに少々もったいない気がした。

なお、MCはアンコールの冒頭、日比谷野音でのライブ決定の報のみ。いつもこんな感じなのだろうか?まぁそれはそれとて。

しかしまぁ、豊洲PITは酒が不味いってのが最大の問題だな。広くて天井も高いので、決して悪くはないものの、しかしまた今度行きたいかと言われると考え込んでしまう、というのが正直なところ。むしろやるならStudio Coastにしてくれ、と。

【セットリスト】

  1. IPA
  2. Empty Song
  3. SOUL FOUNDATION
  4. Tinydogs
  5. スラップスティック
  6. アルファビル
  7. MAWATA
  8. 1977
  9. 流転
  10. Big tree song
  11. Darlin’ from hell
  12. 片側一車線の夢
  13. 死番虫
  14. Weight
  15. Silverado
  16. KOL
  17. 疾走
  18. Esq.
  19. 覚醒
  20. サクリファイス
  21. 吹曝しのシェヴィ
    (encole)
  22. NOS
  23. 羽根
  24. アンチ・ハレルヤ
  25. B.D.S

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。